石川アウダ会　技術研修会　（5月11日） 　　

金沢市異業種研修会館、有限会社コマツ板金殿工場　において 弊社取締役超硬事業部長の安永が「ドリルの新時代　高張力鋼鈑は怖くない！！」のタイトルで講義をし、その後切削実習を行いました。

講義内容は
　　１．高張力鋼板の特性／硬度や熱に因る変質性の解説
　　２． ドリルの構造とは？
　　３． ドリル切削では何が起きているか？
　　４． 鋼板の切削で　何が重要なのか？
　　５． 再研磨について

講義の中で　その都度質疑応答の機会を設けましたが、
竹本会長殿の「切削力確保は絶対必要で、さらに今の時代に必須条件となった作業コスト低減に向けてはスポットカッター C-17VRはトータルで有効か？」との板金作業の本質的な考察を伴ったご質問があり　安永も具体的な数値をまじえてお答えしました。

切削実習では C-17VRや RC-30nの驚異的な切削力に驚きと満足の声が沸きあがりました。また　あまりの切削力に戸惑いをあらわにする参加者の方も見受けられましたが　全員の方が実験し、納得する濃密な実習となりました。　

また、Ｎ社車両の超高張力鋼板部材を使った切削実験では　「桁違いの切削力持続性にその理由はなにか？」と鋭い質問が寄せられ、その解説に納得して頂いたのは印象的でした。

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